岡山市北区まき歯科・矯正歯科ブログ
秋のスタッフセミナーに参加して
(2023年11月27日更新)
こんにちは。歯科衛生士の佐川です。 11月23日(木)コンベックス岡山にて開催された、 CHP岡山 スタッフセミナー 『MFT継続率を上げる4つのポイント』というテーマの勉強に参加させていただきました。
MFTとは口腔筋機能療法ともよばれ、お口の周りの筋肉を正しい動きに改善することによって、歯並びと舌の癖を直していくトレーニングです。
舌の癖は、歯並びや骨格、顔貌にも影響します。
例えば、小さなお子様で指しゃぶりをするお子さんがおられます。指やタオルの端を噛むなどの行為はは何かを口に入れることで精神安定になりますが、開口(奥歯が噛んだ時に前歯が合わさらず、隙間が空いてくる歯並びの事です。)や舌が前に突出するような癖がついてしまいます。
上あごの成長は4歳くらいまでに終わってしまい、指しゃぶりを続けていると骨格にも影響が出てきてしまうので、3歳~4歳くらいには癖を改善していきたいですね。
舌は、食事やおしゃべりの時以外は上あごにピタッとくっついているのが正常位置です。
色々な要因で、舌の位置が悪くなると
開口→口呼吸へとつながります。口呼吸は歯並びや顔貌だけでなく、
虫歯・口臭・歯周病になりやすくなります。
また口呼吸は、浅くて早い呼吸になるので、
深く眠れない
集中力の低下
イライラ
そして、免疫力の低下にもつながります。
正しい姿勢と鼻呼吸のお子さんは、保育園でもほとんど病気をもらわなかったというデータもあるそうです。
今回のセミナーでたくさんの事を学びましたが、
特に、鼻で呼吸をすることは、心身の健康につながる、そして鼻呼吸するとこは舌が正しい位置にあることであると、改めて認識しました。
口腔の衛生だけでなく、お口の筋肉もととのえて、来院される皆様の健康づくりに貢献できるよう、これからも新しい知識をどんどん吸収していきたいと思いました。
このような学ぶ機会をいただき、ありがとうございました。
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