岡山市北区まき歯科・矯正歯科ブログ

CHP春のスタッフミーティングに参加して

(2024年3月22日更新)


こんにちは、歯科衛生士の佐川です。3月10日、日曜日、コンベックス岡山で開催されたCHP岡山、春のスタッフミーティングに参加しました。5つの歯科医院の発表と、岡山市大福にあります三宅ハロー歯科、滝川雅之先生の『妊娠期からスタートする次世代への歯科疾患予防~産婦人科併設歯科におけるヘルスプロモーションの取り組み~』講演を拝聴しました。

医院の発表は、1年間の医院の変化や取り組みについてでテーマは自由です。

どの医院も、来院される皆様のお口の健康のために、日々努力されていて、とても刺激を受けた1日となりました。

中でも、メタボリックドミノについてお話かあり、はじめて知る言葉だったので、その後すぐ調べました。

 

~メタボリックドミノ~

メタボリックシンドロームと歯周病との関連はよく知られています。メタボリックシンドロームは「内臓脂肪症候群」とも呼ばれ、その名の示すように内臓のまわりに脂肪が過剰に蓄積した内臓脂肪型肥満を前提とし、さらに高血圧、血清脂質異常、高血糖のいずれか2つ以上を併せもった状態を示します。
 
食生活の乱れや運動不足、睡眠トラブル、過度なストレスなどによって健康が損なわれていきます。
 
病気は一度に起きるものではく、生活をしていく中で時間を追って、いわばドミノ倒しのように病気は発症していく…
これをメタボリックドミノと表現するそうです。
メタボリックドミノの図によると、歯周病や虫歯は、このドミノの最上流に位置しています。肥満から病気はスタートしていきますが、肥満よりもさらに上流に歯科のトラブルがあることが、よく考えると納得なのですが、改めて勉強になりました。

 

「まだ痛くも痒くもないないし、大丈夫。」
歯周病や虫歯の状態であっても、それは病気のスタート地点。
 
その下流に位置する生活習慣病が発病してメタボリックドミノの最初の1枚が倒れてしまうとその流れを途中でストップさせるのは難しくなります。
 
お口はからだの入り口です。
歯周病や虫歯は、全身の組織や臓器に影響を与えると考えられていて、口腔内細菌によりメタボリックドミノが始まると糖尿病や脳卒中、心不全など疾患のリスクも高まります。

 

メタボリックドミノの図はみていてすごく面白く、もっと勉強してみたいなと思いました。

 

お口はからだの入口、健康の入口。

 

色々な医院との交流や発表をきいて、モチベーションのup、知識の吸収など、とても刺激的な一日となりました。

 

今年もありがとうございました。

 




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