岡山市北区まき歯科・矯正歯科ブログ
令和4年7月24日(日) 歯科衛生士スキルアップセミナー勉強会
(2022年7月31日更新)
こんにちは。歯科衛生士の大田です。
7月24日(日)、岡山県歯科医師会主催 フリーランスでご活躍をされている歯科衛生士 黒川綾先生の『今一度見直そう!歯科衛生士の魅力』講演を拝聴しました。
まず、お口の組織である、付着とは何か?上皮性付着と結合組織性付着にわかれ、付着によって守られているもの①は、骨です。その骨を壊すものは破骨細胞になります。
歯肉炎と歯周炎の違いは、アタッチメントロス=付着の喪失で距離が深くなっている事。があるか?ないか?で決まります。付着がある事により、骨の位置は変わりません。
診察中に、歯茎検査をさせて頂くと思いますが、目的は付着の有無の確認をさせて頂いています。
②は、歯根膜細胞になります。歯の周りのたくさんの組織は、複雑に関係していて大事な歯が守られている事を改めて再確認できました。
付着の炎症・破壊は、細菌感染による炎症です。炎症・破壊の予防は、毎日のご自身でのお手入れと歯科医院でのクリーニングが必要になります。
細菌は、日替わりでゼロにはできず、歯科衛生士には長期的な管理が求められます。
スウェーデンと日本の80歳時の残存歯数と定期検診の違いです。
・スウェーデンでは、80歳時 平均20本、定期検診受診率80%。
・日本では、80歳時 平均12本、定期検診受診率10%未満との事。
いかに、定期検診が大事かおわかりだと思います。
そして超高齢者社会の日本において、一生の健康と関係がある口腔内、人生の各ステージにおいて歯科衛生士としてお伝えしサポートできるよう努めてまいります。
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