岡山市北区まき歯科・矯正歯科ブログ

口腔がん検診研修会に参加して

(2018年10月8日更新)


こんにちは(・∀・)
歯科医師の岸本です。
先月、歯科医師会館にて行われた口腔がん検診研修会に参加してきました。今回はそのご報告を兼ねて、口腔がんについて簡単にお話していきます。

まず、口腔がんとは?
文字通り、口にできる”がん”のことで、その全てをまとめた呼び方です。どんなところにできるかというと、
・舌
・頬粘膜(ほっぺたの内側)
・歯肉(歯茎)
・口底(舌の下の部分)
など。

口腔がんの割合としては、がん全体の数パーセントですが、発見や治療が遅れれば死に至ることもあるのは、他のがんと変わりはありません。
口腔がんの中だけでみると、もっとも多いのは”舌がん”です。口腔がんの約半分を占めます。そして、最近増えてきているのが”口底がん”です。

口腔がんで(他のがんでもそうですが)最も大切なのは、やはり、早期発見・早期治療です。口内炎かと思っていたらどんどん大きくなるとか、触ると他の部分よりも硬いとか、痛いとか、異変に気づくことが大切です。様子をみて、治るようなら悪いものである可能性は低いのですが、なかなか治らない・どんどん悪くなるものは、注意が必要です。歯磨きの時に、少し歯以外のところにも目を向けてみてください。なにかおかしいな?と思ったら、早めに受診をしましょう!




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